ueberauth_qiitaとueberauth_hatenaを作った

久々にElixirネタ。

といっても表題がすべてを表していますが……。

https://github.com/pocketberserker/ueberauth_qiita

https://github.com/pocketberserker/ueberauth_hatena

ueberauthはElixir向けの認証ライブラリで、RubyのOmniauthに強い影響を受けているらしいです。 TwitterFacebookなど主要なサービスは一通り実装されているので結構便利です。

とはいえ、さすがに日本向けサービスの実装はなかったので、仕組みを調べるついでにQiitaとはてな用のものを作りました。

ueberauth_qiitaはhexにpublish済みですが、ueberauth_hatenaはとある依存ライブラリをscm形式で依存させている関係でpublishできていません (昔はそれでもhexにpublishできていたのだが、仕様が変わった?)

基本的にはueberauth_facebookやueberauth_twitterと同様の実装になっています。 まぁ、サービスごとに微妙に挙動が異なるので辛い気持ちになりましたが……「もう少し統一感だしてくれー」と叫びたくなりました。

特にこれといった技術的解説点もないので以上。

.NET Fringe Japan 2016の個人的な振り返り

dotnetfringe-japan.connpass.com

運営及び発表者として参加しました。

運営といっても、勉強会運営に慣れている方が多かったのでやること・やらないことが初期から明確だった気がします。 当日の懇親会周りの運営を手伝えなかったのは申し訳なく思いつつ……。

発表内容

not_fsharp_deep_dive.md · GitHub

発表内容はぎりぎりまで悩みつつ、気がつけば難産だったらしいkekyoさんチキンレースを繰り広げていました。

最初はコンピュテーション式のコンパイラ側の話にしようと考えていましたが、朝からそんな話を聞かされるのはつらいだろうと判断して早々に却下。 次にFSharp.Compiler.Serviceに挑戦しようかな、と考えましたが、別の発表でRoslynがでてきそうな気配があったのでこれも見送り。 では自分らしくどういうライブラリを作ったかについて話すか……と思いつつ、いやいやnueccさんの発表があるからなぁ、みたいな。

そうした紆余曲折があった結果、F# がどういう機能を持ち、持たず、その上で具体的に何が作れるのかについてしゃべることにしました。 が、今考えるとFSDNの話は削ってF#とC#関係について話した方が良かった感ありますね。

F#は今の所、.NET Frameworkや.NET Core、C#とは縁を切れない関係です。 おそらく今後もF#は何かしらの影響を与え、そして与えられる立場であることでしょう。 そういう意味で、F#のRFC機能について紹介しました。 RFCはディープではないはず……と思っていたけど、今考えたら「策定段階の企画書読む」って十分ディープでしたね……。

あと、発表の途中で".NET Framework 2.0ではTaskの独自実装が〜"と口走ったのは完全に間違いで、正しくはCancellationTokenSourceです。 大変失礼しました。

全体

今回の登壇者が同じ場所に揃う機会、ないのではないでしょうか。 Partitionの話とか、なかなか聞けないので面白かったです(なお理解度は怪しいorz)。 あとは、本当にマルチプラットフォームだなーという謎の気持ちが大きかったですね。

時間が長丁場だったのは反省点か……とはいえ、もう少し大きな会場で2部屋使えれば解決できるとは思いますが。 そういう意味では、継続するには協力者を増やす必要がありますね。 まぁ、来年のことは来年考えましょう(とか言っているとすぐ来年になる)。

終わりに

異端と呼ばれているイベントに登壇する機会をいただけて、かなり満足しました。