アドレナリンジャンキー
先日、
アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
- 作者: トム・デマルコ,ピーター・フルシュカ,ティム・リスター,スティーブ・マクメナミン,ジェームズ・ロバートソン,スザンヌ・ロバートソン,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本
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この本は、プロジェクトによくみられるパターンのうち86個を記述したものである。
ただし、訳者あとがきにも書かれているが、各パターンの善し悪しについての評価は行われず列挙されているだけである。
個人的に面白いと感じたのは、各パターン名がパターンの中身と非常にあっていることだ。
読んでいると「このパターンは身に覚えがあるぞ」や「どこかで聞いた話だ」と思える内容にいくつも出会うのだが、それぞれのパターン名にユーモラスな名前がつけられている。
そして、名前を見て思わず「なるほど!」と納得してしまっている自分に気づく。
これで面白いと思っていないはずがない。
個人的な意見を少し書こうと思ったが、そう大した意見でもないことに気づいたのであえて書かないことにする。
代わりに、読んでいるときに個人的に「(色々な意味で)これは!」と思ったパターンについていくつか列挙しておく。
- アドレナリンジャンキー
- 関連痛
- マニーニャ
- 信者
- 一人一役
- かかし
- [時間]に切り札を奪われる
- ブルーゾーン
- わかりません
- 身につかない教訓
- テンプレートゾンビ
あくまで個人的な列挙なのでお気になさらず。感じ方は読んだ人それぞれである。