#tddbc 仙台01に参加

研究のデータ集めが思うように進まないので、拡散という裏目的を兼ねてDevelopers Summit 2011 Tohoku:TDD Boot Camp in 仙台に参加しました*1
といっても、演習には参加せず演習を眺めたり贈呈品振分け用コードを書いたりしていました
なのでイベント内容にはあまり触れず、気づいたことや思ったことをつらつらと書いてみます(思いつきな内容多め)。

運営

仙台の運営を見ていて、やはり複数人だとパワーというか勢いが違うな、と感じました。
福岡開催の時は前々日まで一人だったので・・・あれは佐賀在住なのに福岡開催だったことも影響していたのですが、それでも当日の準備だけでもスタッフ募集しようねって話ですね。

デモペアプロ

デモをみるのは今回で3回目だったのですが、毎回違った実装だったりやり取りだったりで、何度見ても面白いですね。
特に今回は@oota_kenさんとt-wadaさんの息がぴったりあっていて、スムーズな流れだったのが印象に残っています。

乱取り

今回は乱取り形式を採用し、各グループに一人サポートスタッフが入る形がとられていました。
で、その風景を見ていて「ドライバー、ナビゲーター、ストッパーという構成をとってみたらどうだろう」と思ったりしていました。
議論が白熱し始めたら、誰かが「議論もいいけどまず試してみようよ」と介入をかけることで手を動かす状態に引き戻す感じでしょうか。


ペアプロ乱取り、どちらにするかは悩みどころですね。
どちらにも長所と短所があるので、あとは主催者の考え方次第ですかねぇ。
ちなみに私は

  • 一人あたりの手を動かす時間が増える
  • 意思決定が割と早め
  • サポートスタッフ中立立場から「こうしてみたら?」と助言すれば進みはじめるかも?
  • キーボードの奪い合い

という考えからペアプロですかね。

言語サポート

これも難しい問題だと思います。
過去のTDDBC参加経験者の方々にTeaching Assistantとして参加してもらうのが理想だと思いますが、これは開催場所や時期など、色々と壁が多いです。
じゃあどうすればいいのかって話ですが、これに関しては打開策模索中。

タイムキーパー

レビューの時間が遅延しやすい気がします。
なので、LT方式を採用して時間がきたらそこで打ち切るとか?
例えば、レビューに関してはt-wadaさんにコメントしてもらいたい部分に的を絞って2分で発表、それにt-wadaさんが3分でコメント、みたいな感じ(時間が来たら途中だろうと打ち切る?)。
あとは休憩時間を削るとかですかねぇ・・・。
いずれにせよ、タイムキーパーが必要かもと思いました。
あと、午前の講演は質問タイムなども考慮して多め(デモを含めて2時間が理想?)にとった方がやりやすいかもしれませんね。

演習課題の表示

今回はスクリーンに課題を映す従来の形でした。
ただ、1スライドしか映せない関係上、課題を即座に確認できるとまではいかなかった様子。
やはり、ネットワーク上で課題表示したほうがやりやすいのかも。


ちなみに、BTS入りPCを持参していたのですが、PCが沈黙するというトラブルががが。
こういうトラブルも考慮すると、Backlogなどのサービスを使ったほうがいいかも?
前日まで集まれなくても、スタッフや講師の連携もとりやすくなるのではないでしょうか(あとメンテ作業が必要なくなる)。
まぁ、コストの問題がありますが・・・

TDDとBDD

やはりDeveloper視点でのBDDはTDDとの違いはないな、という印象。
ちなみにBDDについての個人的な考えについてはこちらに書いてます。
あと、読んでて「これは!」と思ったので以下の記事を貼付けておきます。
BDDについて自分なりにまとめてみた

懇親会で

作戦会議あり、意見交換あり、笑いありなどなど色々ありました。
特に「〜したほうがいいと思うよ」という指摘は、まさにその通りなのでなんとかします。
ここで様々なお話がきけたことで、地方開催についての考え方、開催方法について改めて考えることができました。調子にのって色々言い過ぎたかもしれないので、すこし反省もしてます。
あと、電車の都合で少し早めにでないといけなかったので、DDD本のサインはもらえないだろうなと思っていたのですが、t-wadaさんのおかげでサインして頂くけました!

気になったこと、その他

レポートを書く関係上、主催者様が演習に参加できていなかったこと。
これはもう少しお手伝いできていればどうにかできたかも、と感じたのでちょっと申し訳なかったです。
MLのポストに気づいたのが夜だったので・・・移動中にきちんと確認しておくべきでした。
あとポジションペーパーは、もっと有効利用できる仕組みとか、そもそも集めやすいような仕組みがあると便利かも?


そしてtddbcにずっと張り付いていたため開催中はデブサミという感じはしなかった?
懇親会でのあの盛り上がり具合は間違いなくデブサミなのでしょうけれど。
あとご飯おいしかったです!

最後に

TDDBC仙台を通して気づいたこと、感じたことなどがたくさんあり、またとても充実した一日を送ることができました。
id:t-wadaさん、主催者の@katahiradoさん、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

告知

「最後に」と書きつつ告知を。
7/31(日)にTDD Boot Camp 東京1.6*2を開催します。
7/3時点まで状況が不透明だったのであまり表に出していませんでしたが、ほぼ確定したのでこれ以降は正式にTDD Boot Campとしてアナウンスします。
開催趣旨としては、7/9開催のTDDBC 1.5に参加できなかった人のための受け皿目的だと考えて頂ければわかりやすいと思います(タイムスケジュール全然違うけど)。
ただ、会場の都合で30名が募集できる限界になりそうなのです。
サポート言語はまだ確定していません。今のところC,C++,C#,F#,Java,Groovy,Rubyが有力候補です。各言語6人ずつくらいを目安にしているので、もしかしたら抽選方式をとるかもしれません。
地元民じゃない主催者だったり、7/9の受け皿にと言いつつPHPをサポートできなさそうだったり、SCMBCと並行して準備しないといけなかったりと問題山積ですが、良いイベントにできるようがんばります。

*1:そして拡散させ忘れていたorz

*2:なぜ1.6なのかは誰も知らない