SCM Boot Camp in Tokyoを共同で開催しました

『ここに来た人は勝ち組です』 by うさみみの人


というわけでこんにちは、イベント開催から1週間経過したタイミングでようやく記事を書く時間が取れた陰の主催者です。
公式見解については@さんがブログに綴っているので、こちらは陰らしく個人見解とか割とどうでもいいことを書きます(えらそう)。
SCMBootCamp in Tokyo 開催しました。KPT公開。 - うさぎ組

言いだしっぺの役目は終わった

と、思っている。
そりゃ2回目以降も参加したいし、会場スタッフとしてお手伝いしたいけれど、すぐに手をあげられるほど距離が近くない*1。私が枷になってしまうのでは申し訳なさすぎる。
あと、もう一人の主催者(通称:光の主催者)であるkyon_mmさんの存在が大きい。あの方のSCMBCの最終目標と、私の元々考えていた構想はそこそこ同じだったので(kyon_mmさんのほうが最終目標が高めの設定だった)、ほとんど存在の知られていない私があーだこーだ口出しするよりは、知名度の高いkyon_mmさんが舵取りしたほうがコミュニティにとってもいいだろう。
なにより、次からはノウハウがある。また参加したいと仰ってくださった方々もいる。これなら安心だろう。

KPTから色々と抜粋してみる

あくまで個人見解なのであしからず。

  • 【K】グループワークはやっぱり楽しい。SCMの良さがでる。

これは絶対にKeepしたいですね。

  • 【K】Fetch + rebase

これをKeepに入れた人はBootじゃない気がする…スタッフやりませんか?

  • 【K】講師の数

2回目も結構豪華になるかもという噂が。あくまで噂なので時期によるのだろう。

  • 【K】3つのSCMの比較を聞けたこと。

聞けてよかったです。

  • 【K】スイーツ

おいしかったですよね♪

  • 【K】複数人でDVCSを使う。単独では得られないことがある。

まさにその通り。

  • 【K】うさみみメイド

これ、Keepできるのでしょうか…?

  • 【K】同じテーブルの中で意見交換し、互いに教え合いながら進められた。

いいね!

  • 【P】環境構築に時間がかかる為自前準備でも良いかも

参加者によってどこまで準備できるかの度合いが変わると思うので、議論の余地あり。

  • 【P】rebaseについて(SVNにないもの)もっとしりたかった(実際にやりたかった)(歴史をかえるなど)

少なくとも今回は「SCM未経験者のためのSCMBC」だったので、そこまでいくのは厳しいという話がある。あと1日しかないので時間的に厳しい。後述。

  • 【P】お題の設定がもう少し具体的で細かくても良い

私の準備不足です、申し訳ない!

  • 【P】次に何をしたら?となる時や、待機時間が多かったんで、早く終わった人用に1つ次のタスクまで明確になってるといい。

カンバンがうまく機能していなかったのでは?それともグループ自体で課題が終わったからという意味?後者なら、次からは課題の量をもう少し考えます。

  • 【P】ネット環境。中央リポジトリ準備のドタバタ。(次回の時間短縮が出来ると良いですネ)

これは予想してなかったです…次回からはAWSを使ったりするかも?

  • 【P】カンバンが働かない

グループメンバーとよく相談して、細かくタスク分割を。このイベントはアジャイル関係ではないですが、チーム作業を行う上で「対話」や「見える化」は重要です。

  • 【P】もうちょっと回ればよかった(雑務的なあれこれ)

これはスタッフの方でしょうか?次回参加していただけるなら、ぜひ。

  • 【P】進行がスムーズになればもっとよかったのでは?

主催者初めてと2回目のタッグだったので、このあたり経験不足がもろに出ました。精進あるのみですね。

  • 【P】入門gitを読んだけど、実機で動かせなかった。

(あまり関係ない話で申し訳ないですが)もし社内勉強会を開く予定があるなら、手を動かす方向で。

  • 【P】参加者間のレベル差間

社内で「DVCSを使うから」といきなり言われたときを想像してみてください。たぶん似たような状況になると思いますよ?そういう状況で「レベル差が…」なんて言ってられないと思います。イベントに現実を持ち込むなと言われればそれまでですが。

  • 【P】こくちーずが見つけにくかった。

次回からは気をつけます。

  • 【P】多少の予習は必要

事前準備できる人はいいですけど、時間がない人もいると思うので、強制にはしたくない。

  • 【T】ハンズオン後の講演

これはぜひ試してみたい。翌日のTDDBCではこの形にして結構評判がよかった。

  • 【T】CIやBTS/ITSとの連携

SCMBCでも開催したいところ。

  • 【T】トラブル事例の共有

共有したい。

  • 【T】レベルによる席分け

うーん、これはあまりやりたくないかなぁ。なんか同じイベントなのに席によって隔たりみたいなものができそうで。

  • 【T】レベルを分散させたグループ決め

運営への負荷が上がるので状況次第では厳しい。

  • 【T】自己紹介タイムが合った方がよかったかも

1日イベントだと時間が…入れたかったですけど。

  • 【T】ねこみみ

うさみみ以外は(ry

  • 【T】自社でSCMBC

ぜひ!

  • 【T】mercurialでもrebaseを試してみたい

各DVCSの概念にあわせて、一番使いやすい方法を。

  • 【T】cherrypicとか使うようなブランチを使い倒すお題

お題をどこまで用意するかですねぇ

  • 【T】もっと積極的に人に話しかけていきたい。

イベントなので、個人的にはそっちがメインだと思っている(キリッ

  • 【T】女の子がもう少し増えたら嬉しい

運営の努力でどうにかなるものなのかな?

変態的、初心者用Git入門にならないために

最初はmergeとかpullとかpushとか、一度は触っておいたほうがいいです。私のようなGit勉強方法はおすすめしませんよ、いやマジで。
どんな感じなのかというと

  1. まず初めに、bleisさん,神速さん,toshikawaさんのGitに関するツイートをひたすらメモって読む。読み終わったら、reset,rebase,remote update,fetchからマスターしようと考える。
  2. 最初の読書として「実用Git」を読む。挫折した場合は「入門Git」を読んでから再挑戦、挫折しなくても「入門Git」を読む。
  3. 色々な記事を読む(ソースコードでもいいと思う)
  4. 練習用バージョン管理ストーリーを作り練習する。練習中に間違えたらディレクトリごとリポジトリを削除して最初からやり直す。
  5. あえてgit gcを実行する(そして絶望する)

こんな感じ。

最後に

SCMBCに関わった皆様に感謝。
そして、企画や準備、開催など多くのことをやっていただいたkyon_mmさんに感謝。
ありがとうございました。

*1:夜行バスだから遠く感じただけ?