いろふさんとの遭遇記
これは いろふ Advent Calendar 2013の記事です。
なんとなくいろふさんとのなれそめを書きます。
事の始まり
あれは2011年3月18日ののこと。
TDDBC福岡という場所で、あの方と初めて邂逅したのだ。
そう、いろふさんと──
しかし、お互い人見知り(?)のため、この時は3言程度しか言葉を交わせなかったと記憶している。
「よろしくお願いします」
「このコードについて前で説明していただけませんか?」
「TDDBC大阪、楽しみにしてます!」
始まりはこういうものだ。
関西ゲームプログラミング勉強会
ここでは同じ会場にいたものの、顔をあわせた記憶はない。
東京3連戦
JGGUG、SCMBC、TDDBC3連戦を、偶然にもいろふさん(しんやさんやきょんさんも)とともに参加することになった。
私はきょんさんに泊めていただくことになっていたのだが、途中でいろふさんも巻き込んだ記憶がある。
ああそうだ、TDDBCの運営に巻き込んだのだった。
あのときのことは今でも感謝しているし、これからもずっとするだろう。
中略
あとで書く
(ごめんなさいごめんなさい)
時は流れ
いろふさんとは。インスタンスとは。
あの方にはまだまだ謎がたくさんある。
しかし、それでいいのだと思う。
だってそれこそがきっと、「いろふさん」なのだから──
「Javaで継続モナド」をF# に翻訳
F# Advent Calendar 20135日目の…記事の予定でした…主催者でありながら大遅刻して申し訳ありません。
ネタは?
@gakuzzzz さんの 「Javaで継続モナド」をScalaに翻訳/Scala Advent Calendar 2013 や、その元ネタである が面白かったため、急きょネタ変更してF#に翻訳したよという内容にしました。
Lensの記事が書きにくかったということでは…すみません、そのうち書きます。
注意事項
- 文章は限りなく削っているので、先に元記事や元記事の元記事を読むことをお勧めします
- C#版も作ろうとしましたが、開始5分で気力がつきました
コード
pocketberserker/ContMonadStudy · GitHub
コミットログをおいかけることで、順を追ってコードを読むことができます。
ただし、Basis.Coreを参照に追加した部分でコミット忘れが発生したため(そして今のPCだとrebaseしたらリポジトリが壊れたため)、NuGet周りのコミットだけ後のほうになってしまっています。注意してください。
解説
継続渡し形式とは
特になし。
継続渡し形式のメソッドの関数化
Functionクラスnに関してはラムダ式で対応させました。
型は…このあたりはまだ頑張って書いてますね。
もう少し使用例
- BinaryValueはレコードとして定義
- printResultは型パラメータ書くのがだるかったので型推論に身をゆだねることに
- ScalaのidentityはF#のid
- Basis.Core便利です see. .NETの標準ライブラリと仲良くする話 - ぐるぐる~
- パイプライン演算子がぽぽぽぽーん
「ルールは大事よね」
朝眠かったので飛ばしました。そのうち別記事でなんとかしたい。
call/cc
特になし。
おまけ
とりあえずコンピュテーション式を定義してみました。
まとめ
今回はわりと素直にScalaからF#に移植できましたね。めでたしめでたし。
初めて勉強会に参加してから今まで学んだことを振り返る
11月前半の有給消化期間に暇だったことと、そういえば3月に大学院を修了したのに忙しくて何も書いてなかったなと気がついたので、初めて勉強会に参加してから何を学んだか振り返ってみます。
まぁ、メンズTDDというイベントの懇親会で下記エントリに関連する話を聴いたことも多少は影響しているとは思います。
僕がソフトウェア開発を勉強し始めて3年間でやったこと - うさぎ組
0. 勉強会初参加以前
初めて勉強会に参加した2010年7月より以前は、自主的にはやっていたものの、あくまで学内の中という狭い空間で知った単語、書籍を頼りに学んでました。
まぁ、GoFのデザインパターンやリファクタリング、TDDとは何ぞやということを本腰据えて唸りながら学んだのは、大学4年ソフトウェア工学専門の指導教員の下についてからのことです。
- 作者: ケント・ベック,Kent Beck,永田渉,長瀬嘉秀,株式会社テクノロジックアート
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直近3か月はこいつらをゆるゆると読んでいました(結局読み終わったのは勉強会後でしたが…)。
1年目. TDDBC名古屋参加以降
人生で「学ばなければこの先生きのこれない」と恐怖したのは、この時が2度目でした*1。知識も、経験も、圧倒的に上な方々が、40人以上その場に居たわけですよ。これくらい持っていないとこの世界ではやっていけないのか、と思ったわけです。
それと同時に、あのイベント中にこんなことも感じました。
「あのOCamlやScalaとかいう言語でペアプロしている人々はなんて楽しそうな、素敵な笑顔でコードを書くのだろう!」*2
「もしや、あれら関数型言語というものには楽しく開発できる何かがあるのでは…?」
というわけで、これ以降はソフトウェア開発をメインに、関数プログラミングも少しずつ学んでいくことになります。
書籍に関してはTDDBC名古屋の主催者だった@bleisさんと、講師であった@t_wadaさんのつぶやきを主な情報源にしていました。
プラスしてbleisさんや@sinsoku_listyさん、@tosikawaさんのつぶやきを頼りにrebase、reset特化でGitを学んだり、指導教員に書籍を借りたりとかですね。
あとは、JaSSTに参加した影響もあって少しずつテスト(自動化寄りだったけど)について学んだり、途中からは講義の関係もありJavaを扱うことが多かったため、TDDBC福岡で存在を知ったGroovyも併用していました。
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オブジェクト指向プログラマが次に読む本 ?Scalaで学ぶ関数脳入門
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中でも、きのこ本はお気に入りの一冊です。
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2年目. SCMBC開催以降
この少し前あたりから、勉強会に行く傍ら雑多に読んでた記憶があります。
あと、@kyon_mmさんや@oota_kenさん、@goyokiさん、@irofさんらと会話することでテストについてもっと真面目に考えたりした感じですね。
- 作者: Robert C. Martin,花井志生
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ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版
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- 作者: ソフトウェア・テストPRESS編集部 編,ソフトウェア・テストPRESS編集部
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- 作者: ビャーネ・ストラウストラップ,Bjarne Stroustrup,επιστημη,エピステーメー,遠藤美代子(株式会社クイープ)
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あとはF#熱が復活したり、Kinect SDKで遊んだりしていました。
イベントの開催などは、今を思えばよくあんな無茶できたよなーというレベルでTDDBCを開催したりしていましたね…。
3年目. 学生生活最後
修士学生よそれでいいのか、と言わんばかりに研究以外のこともやっていた気がします。
あと、積読や挫折した書籍をきちんと読もうとしたのもこの時。
会社が決まってからは、こっちも必要だよなーと思いながら読んだりとか。
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白黒バイザーを読もうと薦められたり。
- 作者: ボーリスバイザー,Boris Beizer,小野間彰,石原成夫,山浦恒央
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Functional Functionalしたり。
- 作者: Miran Lipovača,田中英行,村主崇行
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- 作者: Joe Armstrong,榊原一矢
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あとは、HaskellやScala(z)のモジュールやクラスをF#に移植できないかひたすら考えたり、新卒研修課題をErlang+F#で提出して迷惑かけたりしていました。
あ、勉強会での10分以上の発表を行うようになったのもこの時からですね。そのきっかけをくださったTDDBC岡山運営メンバーの方々には、今でもとても感謝しています。
もう一つ、書籍のレビューにも初めて参加させていただきました。
JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 渡辺修司
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@shuji_w6eさん、貴重な機会をくださりありがとうございました。とても勉強になりました。
4月から今
気がついたらF# MVPになっていたり、もみあげと呼ばれるようになっていました。
そして、面白いメンバーとの遭遇を経て今の状況にあります。
新卒で入社した会社を8か月弱で辞めてしまったのは、他者からすれば色々と言いたいこともあるかもしれません。
が、今は後悔していませんし、だいぶ後になって後悔するかもしれませんが改めて納得することでしょう。私はそういうヤツなので。
まぁ、忙しかったりバタバタしてしまったりで、正直前よりもインプットはできていなかった…のは反省ですね。
Purely Functional Data Structures
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Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者: Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman,角征典
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なぜ学ぶか
まだまだ学ぶべきことは多いですし、やってみるべきだよねと思うことは多々あります。
では、なぜ学んだり試してみたりするのでしょうね?
振り返ってみると、私はやはり「誰かと技術的な話をしたい/聞きたい」に尽きるようです。仕事のためというのは確かにありますが、それ以外の部分が大きい。
時に笑顔で、時に真剣に技術的な話ができる、それは素敵なことだなと思うわけです。
そういうわけで、私は学び続けるのでしょう。
というわけで、いつも楽しい話をしてくださる皆様、私の話を聴いていてくれる皆様、ありがとうございます。これからも頑張るます!
さいごに
読みかけや頂き物を晒すことで年末追い込みメソッドを発動しておきます。
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C#プログラマのための.NETアプリケーション最適化技法 (Programmer's SELECTION)
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おまけ
しかし息抜きも重要なので、気が乗らなければ休みましょう。
そして積まれていくゲームとラノベは数知れず…
愛知県のどこかで働きます
明日からPCがネットに接続できない日々になるので、今のうちに次の行き先を書いておきます。
次の住処は愛知県のどこかです。名古屋國ではありません。なので、まだ「なごやこわい!」と言ってもよいはずっ。
おしごとは?
Twitter上ではバレバレだったみたいですが、名古屋でソフトウェア開発に携わる予定です。
新卒でよくこのタイミングで転職(したね | できたね)
あとでかく(そんなに書くことがないともいう…)
まともな引越し日程を組みなさい
契約やらなんやらから引越しまでを2週間で行うべきではなかったですね、反省しています(2日で荷造りは死ぬかと思った)。
まとめ
これからも一人のプログラマとして、F# loverとして、あるいはぺんぎんとして、もしくはもみあげ(概念)として生きるので、遭遇した際にはよろしくお願いします。
24時間耐久ハッカソン 大阪を"なぜか"開催しました #24hack
なかやん氏〜、24時間耐久ハッカソン、大阪会場つくってくだされ〜
@mzp え、あ、はい?
2013-08-08 22:55:47 via web to @mzp
@pocketberserker よろしくお願いしますm(_ _)m
というわけで、開催しました。
24時間耐久ハッカソン @ 大阪 - connpass
24時間耐久ハッカソン #24hack - Togetterまとめ
大阪会場は普通にハッカソンやニンジャ真実を研究をしていました。
なので、あたまおかしいイベントではなかったですね。
かいつまんで当日の流れ説明
- pbsk氏、某所で目覚め帰宅
- pbsk氏、開始1時間前までお掃除
- 11時参加者到着、他会場のことは気にせずハッカソン開始
- 某人がニンジャ真実を研究しに来訪
- ピザ!ピザ!
- ハングアウトで中継開始
- 某人、なぜか参加する
- 某人を迎えに行った際にPCのロックをかけ忘れ、画像をいじられる(猛省しました)
- 艦これをバックミュージックにハッカソン
- 晩御飯のためお出かけ(お好み焼き)
- ○○さん(特定1名)爆発しろ談義
- 大阪組、順次普通に寝る(大阪会場は寝ても良いことにした)
- 寝るまでの間、ひたすらいちゃらぶと艦これの音声が届く
- 起きる
- ハッカソン続き
- ハッカソン終わり
- 大阪組、帰宅組とペチャ焼き組に分かれる
- 解散
やったこと
私は以下のようなことをやっていました。
まとめ
会場の問題があるため、今後"私が開催するかどうか"はわかりませんが、東京や名古屋の方々は次回開催に意欲的(?)だったので頼み込めば開催されるのではないですかね。
drone.ioを使って継続的にビルド & デプロイを行う(ssh編)
継続的インテグレーションなサービスとして、最近では drone.io を耳にすることがあります。
Continuous Integration · drone.io
drone.io は現時点では github, bitbucket, google codeと連携できます。
Free 版では public プロジェクトしか使えませんが、有料プランを選べば private プロジェクトが使用可能になったりConcurrentに動かせるようになったりするようです。
(private リポジトリが無制限に使える unlimited プランが現時点で ($ 49.00 / month) と、割と安価な印象?)
drone.io ではいくつかの環境への deploy も行えるようになっています。
今回は、ssh 経由で deploy を試してみました。
プロジェクトのセットアップ
New Project からリポジトリの選択、言語の選択を順次行っていきます。
ここまではボタンをポチポチ押すだけなので簡単です。
最後に、ビルドコマンドを記述します。
編集前には選んだ言語にあわせたひな形が記述されています。
これを各プロジェクトにあわせて修正します。
環境変数が必要な場合は、後から "Build & Tests"の"Environment Variables"に記述します。
言語によってはバージョンの指定が可能です。
余談:Status Badge
"Status Badges"に記載されているリンクをドキュメントに記述することで、(コードホスティングサイト側が対応しているのであれば)Status Badgeを表示させることができます。
GitHub + Travis CIなリポジトリでよく見るアレですね。
PNG Format と Markdown が用意されています。
Markdownを利用している方はドキュメントにそのまま貼り付けるだけです。
私はrstを使っているので、
.. image:: https://drone.io/hoge/pocketberserker/fuga/status.png
と記述してホスティングサイト上で表示させています。
sshでデプロイ
下記ページを読めばだいたいやるべきことがわかります。
- User ... デプロイ時に使用するユーザ名
- Host ... デプロイ先のホスト名(or IPアドレス)
- Remote Path ... プロジェクトのコピー先
- Remote Commands ... プロジェクトのコピー後に実行したいコマンド
- Branch(Option) ... どのブランチの時にデプロイを実行するか。何も記述しない場合はすべてのブランチを対象。コンマ区切りで複数指定。
試した環境
私は以下の構成で試しました。