2016-01-01から1年間の記事一覧

Persimmonの.NET Core対応

F#

これはF# Advent Calendar 18日目の記事です。 そして.NET Core Advent Calendar 18日目の記事でもあります。 盛大に遅刻しました。 qiita.com qiita.com 今回はPersimmonという、私が開発にかかわっているF#向けテスティングフレームワークの話をします。 …

コンピュテーション式の展開結果を可視化するツールComVuを作った

F#

この記事はの13日目です。 qiita.com 今回は過去に作ったComVuというツールの話をします。 https://github.com/pocketberserker/ComVu nugetでダウンロードできます。 これはなに ComVuはコンピュテーション式を機械的に展開し、結果を表示するライブラリと…

2016年時点でF# 用のライブラリを.NET Core対応させるのは時期尚早だった?

F#

この記事はF# Advent Calendar 2016の12日目の記事です。 また、.NET Core Advent Calendar 2016のの12日目の記事でもあります。 結論 先に個人的な結論を述べておきます。 .NET Core対応のfsprojを待とう マイグレーションツール無しでマイグレーションする…

F# 4.1から一部のキーワードがunreserveされる話

F#

この記事はF# Advent Calendar 2016の9日目の穴埋め用記事です。 qiita.com 本日はキーワードの話です。 https://github.com/fsharp/fslang-design/blob/8ee13305a7ac559a4c0396681e9501120bbb567e/FSharp-4.1/FS-1016-unreserve-keywords.md 幾つかのキーワ…

F# 4.1からCallerLineNumber, CallerFileName, CallerMemberNameが機能するようになる話

F#

この記事はF# Advent Calendar 2016の7日目の穴埋め用記事です。 qiita.com 今回は標題にあげたCallerLineNumber, CallerFileName, CallerMemberNameの話。 https://github.com/fsharp/fslang-design/blob/8ee13305a7ac559a4c0396681e9501120bbb567e/FSharp-…

F# 4.1のResult型

F#

この記事はF# Advent Calendar 2016の6日目のものです。 穴埋め用記事です。 qiita.com 今回はF# 4.1から標準となるResult typeの話です。 https://github.com/fsharp/fslang-design/blob/8ee13305a7ac559a4c0396681e9501120bbb567e/FSharp-4.1/FS-1004-resu…

FSharp.Control.ImperativeAsyncの紹介

F#

この記事はF# Advent Calendar 2016の8日目のものです。 大遅刻しました…orz qiita.com 今回はFsharp Bootcamp Tokyo 2016 with Tomas Petricekで議論した結果生まれたライブラリの紹介です。 https://github.com/pocketberserker/FSharp.Control.Imperative…

.NET Core用のテストランナーを作る

C# F#

[2017/02/18追記].NET Core SDK RC以降で実装方法が変わったのでこの記事を読むべきではありません これは.NET Core Advent Calendar 4日目の記事です。 qiita.com .NET Coreに対応したユニットテスト さて、世の中にはすでに.NET Coreに対応済みのテスティ…

scalaでmuscle assert的なライブラリの試作

Scalaでdogというテスティングフレームワークを以前から作ってみているわけですが、こいつでPersimmon.MuscleAssertみたいなことはできるのかなと思い作……ろうとして放置していたものを少し手直しして動くようにしました。 https://github.com/scala-kennel/…

最小のコンピュテーション式

F#

メモ。 使う規則 T(e;, V, C, q) = C(e;b.Zero()) この規則がvalidなコンピュテーション式を作れるはず。 Zeroメソッドのみを用意すれば良いのでBuilderの実装も最小限なはず?*1 コード // 定義 type A() = member x.Zero()=() let a = A() // 実際に試す a…

.NET Fringe Japan 2016の個人的な振り返り

dotnetfringe-japan.connpass.com 運営及び発表者として参加しました。 運営といっても、勉強会運営に慣れている方が多かったのでやること・やらないことが初期から明確だった気がします。 当日の懇親会周りの運営を手伝えなかったのは申し訳なく思いつつ………

ueberauth_qiitaとueberauth_hatenaを作った

久々にElixirネタ。 といっても表題がすべてを表していますが……。 https://github.com/pocketberserker/ueberauth_qiita https://github.com/pocketberserker/ueberauth_hatena ueberauthはElixir向けの認証ライブラリで、RubyのOmniauthに強い影響を受けて…

TypeProviderでFizzBuzzを取得可能な自然数型を生成する

F#

コンパイル時に生成できますね、というだけの話です。 準備: FSharp.TypeProviders.StarterPackのインストール NuGetからインストールしてください。 注意点としては、ファイルの定義順序がそのままだとコンパイルできない可能性があることでしょうか。 Prov…

Twitterで流れてきたListReaderコンピュテーション式の解説

F#

先日、Twitterで id:n7shi さんが面白いコードを投下していた。 コンピュテーション式のビルダーは1回しか書いたことがないので、簡単なものでも苦戦した。用途を限定してリストを順に読む例(モナドではない)。 https://t.co/Zfq0M9vm0n— 七誌 (@7shi) Jun…

F# API検索サービス"FSDN"を作りました

F#

公開から少し間が空きましたが、改めて周知ということで。 http://fsdn.azurewebsites.net/ このサービスは現在Azureで運用しています。 運用にあたり、株式会社オンザロード様にスポンサーについていただきました。 私がメンテナンスしていく限りはUNIX、Li…

Babelの勉強と称してmuscle-assertを作ってみる

私は型がないと死んでしまう(コンパイラと相談しないと考慮漏れが多発して死ぬ)ので、JS系を触る場合は主にTypeScriptなのですが、とはいえ昨今の事情的にBabelを食わず嫌いするのなぁ…と思ったのでライブラリとそれ用のpuluginを作ってみることにした。 …

Persimmon用アサーションライブラリMuscleAssertを作った

F#

正確には「作っていたライブラリをPersimmon.MuscleAssertにrenameした」です。 注意 この記事はあくまで私の考えでありpersimmon-projectsの総意であるわけではありません。 前提 PersimmonはF#用のテスティングフレームワークです https://github.com/pers…

diff-match-patchを F# に移植してみた

世の中にはdiff-match-patchと呼ばれる、Google製の便利な文字列diffライブラリが存在します。 そんなdiff-match-patchですが、C#版はコードは存在するもののnugetにpublishされていません。 また、コードは.NET Framework 3.5以上である必要があるため、諸…

java-object-diff を F# に移植

久しぶりの移植芸です。 移植理由 Persimmonの開発に必要みたいな話になり、かつ移植する時間のありそうな人間が他にいなかったとかそういう。 先達 https://github.com/SQiShER/java-object-diff さすがJavaさん、探せばだいたいでてくる。 成果物 https://…

Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies(F#)を受賞しました

気がついたらまたカテゴリが変わっていましたが、今年で4回目の受賞となります。 Visual Studio and Development Technologiesとカテゴリ名が長すぎて未だに覚えられません。 覚えられないのでF#と言い張っておきます。 仕事でF#を使わなくなって久しいです…

継続を利用してAsyncコンピュテーション式を実装できるか試す

F#

Combine Deep Dives - ぐるぐる~ という記事にこういう文章があります。 このあたりを解決するために、Stateを使ったり継続を使ったりできるかもしれませんが、Async では未検証です。 そういえば検証したことはなかったなと思ったので、試してみました。 …

テスティングフレームワークとSemantic Versioningでなんか考えた

タイトルが釣りっぽくなっていてすみません。 寝起きにぼーっと考えていたら疑問に思ったけど、チラシの裏がないのでここに投げておきます。 この記事は疑問を書いて投げっぱなしにするので解などはかかれていません Semantic Versioning Semantic Versionin…

PaketとFAKEを使うようにした理由とか

F#

おはようございます。 たぶんこの時間帯は寝ているので、この記事はきっと予約投稿(どうでもいい)。 ここ数日、重い腰をあげて開発したりメンテしたりしているF#系ライブラリの一部でPaketとFAKEを使うようにしたり、最近の書き方に合わせた。 今回対象に…

最近使っている F# のライブラリやツール

F#

下記のF#版です。 最近使っているScalaのライブラリ - pocketberserkerの爆走 ここ1年くらいのものを対象にしています。 といってもそんなに数はない…。 ライブラリ 自分が開発に関わっているものは除外しています。 FSharp.Data https://github.com/fsharp/…

FAKEとgitbookとAppVeyorを組み合わせて、自動でビルドして生成したhtmlをgh-pagesブランチにcommitとpush

F#

あけましておめでとうございます。 年末年始の息抜きでやってたものをまとめておきます。 gitbookとtutとtravis-ciを組み合わせて、自動でビルドして生成したhtmlをgh-pagesブランチにcommitとpush - scalaとか・・・ これを F# でやろうという話です。 FAKE…