入社経緯など

先日記載した通り、株式会社ドワンゴに入社しました。 ただ、前記事では入社までの経緯を書いていなかったので、本記事にてまとめておきます。

きっかけとか

前職は誘われる形での転職だったので、今回はWebページからの応募でやってみようと考えました。 ただ、一から探すのは時間がかかるので、ひとまずScalaMatsuriのスポンサー求人情報から、以下の条件で探してみることにしました。

  • 東京勤務
  • Scala以外の言語も詳しそうな人がいそう
  • 出社が10時以降
  • 私の経歴で書類審査を通過できそう

スポンサー求人情報が公開されていて当日に話を聞けるイベント、イベント当日時点では転職するつもりがなかったとしても便利ですね。

あとはWebページから応募して色々あって今に至ります。

やること?

多くの方から「Scalaですかー」という反応をいただいたのですが…正解ではない、という感じでしょうか。 そう思っていた方々、なかなか言い出せずすみませんでした。 Scalaを使う可能性もありますが、「Scalaがやりたい!」と強く希望したわけではないのでどうなることやら。

これに関しては「Scalaも確かに仕事で使ってみたいけど、他の言語も面白そうだし…明らかに向いてなさそうな言語でなければ」とかそういう感じです。 あとはカオスっぷりを楽しみたいとか?

FSharpどうするの?

当分は趣味で触り続ける予定です。 というかPersimmonシリーズをなんとかしなければ…。

まとめ

ScalaMatsuriもきっかけの一つだったよ、というのが書きたかっただけだったり…。

あとは最後に例の文章でも書いておこうかと思いましたが、やっぱりやめておきます。

退職のご報告

3月31日に、某社を退職することになりました。 本日が最終出社日で、来週から有給消化期間です。

忙しい人のための3行まとめ

現職は良い環境だと思う

でも東京遠いから

移住する

お前誰よ?

2013年11月中旬から、愛知県のとある会社で C# や F# を使った開発に携わっていました。

そういえば社会人になってから今月で丸2年。

退職理由

現職が良い環境だという感想は今でも変わりません。 ではなぜ退職という行動に至ったのかというと、「東京が遠いと感じた」ためです。

昨年のとあるタイミングからわりと東京へ足を運ぶ機会が増えました。 その際、宿探し、電車の時間調整、時間を潰す場所確保etc...がそろそろつらくなってきたな、と。

あとは

  • 個人的に朝がつらい
  • スーツを毎日着たい性分ではない

という気持ちがないわけではなかったというやつです。

現職で得たもの?

色々ありますが、

  • F# を仕事で使った
  • コンピュテーション式のあれそれ
  • Persimmonシリーズ

などは間違いなく現職にいたからこそでしょう。

てきとーなQ&A

現職の不満とかは?

多少はあったはずですが、やめると決めた途端に忘れました。 オフラインで会話したら思い出せるかもしれないので、ご飯に誘ってください。

次どうするの?

4月1日から東京で働く予定です。 社名は現段階で言っていいのかわからないので、伏せておきます。

ちなみにフォークリフトとか重機系ではないです。

早くない?

新卒8か月半、現職1年4か月半が早いと思うなら、早いのでしょう。

愛知の思い出

第1回TDDBC名古屋が5年前弱という事実に驚きを隠せない…。

もみあげは?

次の職場ではもみあげマンとして活動したい…厳しいか?

ここから追記

次の会社はドワンゴです。 経緯に関しては別記事で書こうと思っています。

そして例のリストはこちら

2014年簡易振り返り

寝落ちしていたらこの時間になっていたので、簡易版で。

生活

  • 25歳定年説の歳だったけど新卒2年目(だった年)に定年という悲しみのネタになりそうだったので記事はかかなかった
  • 定時に帰ると時間が空く
  • 朝の時間帯にパf-マンスがでない
  • 東京に行く回数がふえてしまった(移動時間もったいない疑惑)
  • 俺タワーというゲームの影響(?)で工具にも興味がでてきた
  • 年末年始に自炊することを…強いられているんだ!
  • 「これは!」とおもったゲームをブクマするだけでなく買うべき

あとは目立った変化なし。 いいのかこれで…

言語など

  • F#: 趣味と仕事あわせて一番書いた
  • Scala: 趣味でいろいろ触った
  • C#: 仕事で
  • PowerShell: 少し書いた(が、まだ全然なので継続)
  • 英語: 8月と年末にちょっと頑張った

来年は Erlang で何かライブラリを書いてみたいところ。 手を出すだけなら PureScript か Rust ?

年明けは、 Persimmon 用の VS TestExplorer 拡張と QuickCheck 系ライブラリ作りあげたい。

そして英語はどうしたものかな…。 それと某コンピュテーション式の本も再開しないと。

イベントとか

  • Functional 忍者で何回かしゃべった
  • Scalaz 勉強会でしゃべった
  • 函数型なんたらの集い 2014 Tokyoを開催した

記事かけてない…関係者の皆様、ありがとうございました。

もうちょっと他のイベントでも発表できればよかったかな。

締め

毎年移動してばかりだ。

Microsoft MVP for F# を再受賞しました

再受賞しました。今年は無理だろうと思っていたので驚いています。これも私にF#を愛でるチャンスをくださり、後押ししてくださった皆様のおかげです。ありがとうございました!今後とも、よろしくお願いします。

去年は何かを作る方向でゆるふわできなかったので、今年は作るほうでゆるふわできたらと考えています。

F#!F#!

2013年簡易振り返り

身辺編

  1. 大学院を修了した
  2. 引っ越した
  3. 就職した
  4. C++11とBoost
  5. 転職した
  6. 引っ越した
  7. F#!F#!

勉強会発表とか編

  1. オープンセミナー岡山2013
  2. .NET基礎勉強会
  3. C#の素晴らしさを語る会
  4. ブログ記事翻訳
  5. FsCheckドキュメント翻訳お手伝い

その他

  • 久々に映画を何度も見に行った気がする

締め

拠点移動の多い年だった。

いろふさんとの遭遇記

これは いろふ Advent Calendar 2013の記事です。

なんとなくいろふさんとのなれそめを書きます。

事の始まり

あれは2011年3月18日ののこと。
TDDBC福岡という場所で、あの方と初めて邂逅したのだ。
そう、いろふさんと──


しかし、お互い人見知り(?)のため、この時は3言程度しか言葉を交わせなかったと記憶している。

「よろしくお願いします」
「このコードについて前で説明していただけませんか?」
「TDDBC大阪、楽しみにしてます!」

始まりはこういうものだ。

関西ゲームプログラミング勉強会

ここでは同じ会場にいたものの、顔をあわせた記憶はない。

東京3連戦

JGGUG、SCMBC、TDDBC3連戦を、偶然にもいろふさん(しんやさんやきょんさんも)とともに参加することになった。
私はきょんさんに泊めていただくことになっていたのだが、途中でいろふさんも巻き込んだ記憶がある。
ああそうだ、TDDBCの運営に巻き込んだのだった。
あのときのことは今でも感謝しているし、これからもずっとするだろう。

中略

あとで書く
(ごめんなさいごめんなさい)

時は流れ

いろふさんとは。インスタンスとは。
あの方にはまだまだ謎がたくさんある。
しかし、それでいいのだと思う。
だってそれこそがきっと、「いろふさん」なのだから──

初めて勉強会に参加してから今まで学んだことを振り返る

11月前半の有給消化期間に暇だったことと、そういえば3月に大学院を修了したのに忙しくて何も書いてなかったなと気がついたので、初めて勉強会に参加してから何を学んだか振り返ってみます。

まぁ、メンズTDDというイベントの懇親会で下記エントリに関連する話を聴いたことも多少は影響しているとは思います。

僕がソフトウェア開発を勉強し始めて3年間でやったこと - うさぎ組

0. 勉強会初参加以前

初めて勉強会に参加した2010年7月より以前は、自主的にはやっていたものの、あくまで学内の中という狭い空間で知った単語、書籍を頼りに学んでました。
まぁ、GoFデザインパターンリファクタリング、TDDとは何ぞやということを本腰据えて唸りながら学んだのは、大学4年ソフトウェア工学専門の指導教員の下についてからのことです。

実装パターン

実装パターン

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

直近3か月はこいつらをゆるゆると読んでいました(結局読み終わったのは勉強会後でしたが…)。

1年目. TDDBC名古屋参加以降

人生で「学ばなければこの先生きのこれない」と恐怖したのは、この時が2度目でした*1。知識も、経験も、圧倒的に上な方々が、40人以上その場に居たわけですよ。これくらい持っていないとこの世界ではやっていけないのか、と思ったわけです。

それと同時に、あのイベント中にこんなことも感じました。


「あのOCamlScalaとかいう言語でペアプロしている人々はなんて楽しそうな、素敵な笑顔でコードを書くのだろう!」*2
「もしや、あれら関数型言語というものには楽しく開発できる何かがあるのでは…?」


というわけで、これ以降はソフトウェア開発をメインに、関数プログラミングも少しずつ学んでいくことになります。

書籍に関してはTDDBC名古屋の主催者だった@さんと、講師であった@さんのつぶやきを主な情報源にしていました。
プラスしてbleisさんや@さん、@さんのつぶやきを頼りにrebase、reset特化でGitを学んだり、指導教員に書籍を借りたりとかですね。

あとは、JaSSTに参加した影響もあって少しずつテスト(自動化寄りだったけど)について学んだり、途中からは講義の関係もありJavaを扱うことが多かったため、TDDBC福岡で存在を知ったGroovyも併用していました。

ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際

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リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)

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レガシーコード改善ガイド (Object Oriented SELECTION)

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実践 F# 関数型プログラミング入門

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オブジェクト指向プログラマが次に読む本 ?Scalaで学ぶ関数脳入門

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プログラミングGROOVY

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プログラミングHaskell

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ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

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中でも、きのこ本はお気に入りの一冊です。

プログラマが知るべき97のこと

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2年目. SCMBC開催以降

この少し前あたりから、勉強会に行く傍ら雑多に読んでた記憶があります。
あと、@さんや@さん、@さん、@さんらと会話することでテストについてもっと真面目に考えたりした感じですね。

Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技

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ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版

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  • 作者: 大西建児,勝亦匡秀,佐々木方規,鈴木三紀夫,中野直樹,町田欣史,湯本剛,吉澤智美
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ソフトウェア・テスト PRESS 総集編

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ストラウストラップのプログラミング入門

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ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide

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Scalaスケーラブルプログラミング第2版

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パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

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Making Software ―エビデンスが変えるソフトウェア開発

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プログラミングの魔導書vol.2

あとはF#熱が復活したり、Kinect SDKで遊んだりしていました。

イベントの開催などは、今を思えばよくあんな無茶できたよなーというレベルでTDDBCを開催したりしていましたね…。

3年目. 学生生活最後

修士学生よそれでいいのか、と言わんばかりに研究以外のこともやっていた気がします。
あと、積読や挫折した書籍をきちんと読もうとしたのもこの時。

会社が決まってからは、こっちも必要だよなーと思いながら読んだりとか。

インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践

インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

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アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

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オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト (IT Architect’Archive クラシックモダン・コンピューティング)

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エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

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エンタープライズ アプリケーションアーキテクチャパターン (Object Oriented Selection)

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アジャイルなゲーム開発 スクラムによる柔軟なプロジェクト管理

アジャイルなゲーム開発 スクラムによる柔軟なプロジェクト管理

ソフトウェアテスト293の鉄則

ソフトウェアテスト293の鉄則

黒バイザーを読もうと薦められたり。

実践的プログラムテスト入門

実践的プログラムテスト入門

ソフトウェアテスト技法

ソフトウェアテスト技法

Functional Functionalしたり。

すごいHaskellたのしく学ぼう!

すごいHaskellたのしく学ぼう!

プログラミングErlang

プログラミングErlang

Expert F# 3.0

あとは、HaskellScala(z)のモジュールやクラスをF#に移植できないかひたすら考えたり、新卒研修課題をErlang+F#で提出して迷惑かけたりしていました。


あ、勉強会での10分以上の発表を行うようになったのもこの時からですね。そのきっかけをくださったTDDBC岡山運営メンバーの方々には、今でもとても感謝しています。


もう一つ、書籍のレビューにも初めて参加させていただきました。

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

@さん、貴重な機会をくださりありがとうございました。とても勉強になりました。

4月から今

気がついたらF# MVPになっていたり、もみあげと呼ばれるようになっていました。
そして、面白いメンバーとの遭遇を経て今の状況にあります。

新卒で入社した会社を8か月弱で辞めてしまったのは、他者からすれば色々と言いたいこともあるかもしれません。
が、今は後悔していませんし、だいぶ後になって後悔するかもしれませんが改めて納得することでしょう。私はそういうヤツなので。

まぁ、忙しかったりバタバタしてしまったりで、正直前よりもインプットはできていなかった…のは反省ですね。

Purely Functional Data Structures

Purely Functional Data Structures

SQLアンチパターン

SQLアンチパターン

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

C++ ポケットリファレンス

C++ ポケットリファレンス

なぜ学ぶか

まだまだ学ぶべきことは多いですし、やってみるべきだよねと思うことは多々あります。
では、なぜ学んだり試してみたりするのでしょうね?


振り返ってみると、私はやはり「誰かと技術的な話をしたい/聞きたい」に尽きるようです。仕事のためというのは確かにありますが、それ以外の部分が大きい。

時に笑顔で、時に真剣に技術的な話ができる、それは素敵なことだなと思うわけです。
そういうわけで、私は学び続けるのでしょう。



というわけで、いつも楽しい話をしてくださる皆様、私の話を聴いていてくれる皆様、ありがとうございます。これからも頑張るます!

さいごに

読みかけや頂き物を晒すことで年末追い込みメソッドを発動しておきます。


関数プログラミング入門 ―Haskellで学ぶ原理と技法―

関数プログラミング入門 ―Haskellで学ぶ原理と技法―

組織パターン (Object Oriented SELECTION)

組織パターン (Object Oriented SELECTION)

ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法

ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法

.NETのクラスライブラリ設計 (Microsoft.net Development Series)

.NETのクラスライブラリ設計 (Microsoft.net Development Series)

C#プログラマのための.NETアプリケーション最適化技法 (Programmer's SELECTION)

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  • 作者: Sasha Goldshtein,Dima Zurbalev,Ido Flatow,サシャ・ゴルドシュタイン,ディマ・ズルバレフ,イド・フラトー,株式会社プロシステムエルオーシー
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログ (4件) を見る

おまけ

しかし息抜きも重要なので、気が乗らなければ休みましょう。
そして積まれていくゲームとラノベは数知れず…

*1:一度目は大学1年後期だった

*2:今思うと絶対あれはmzpさん達だった!